加古川市議会 > 2004-09-06 >
平成16年議員協議会( 9月 6日)
平成16年第5回定例会(第1号 9月 6日)

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  1. 加古川市議会 2004-09-06
    平成16年第5回定例会(第1号 9月 6日)


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    平成16年第5回定例会(第1号 9月 6日)              平成16年第5回加古川市議会(定例会)議事日程                             (第1号)                                      平成16年9月6日                                     午前9時30分 開会 第 1 会議録署名議員の指名 第 2 諸 報 告  (1) 議員出席状況  (2) 報告第19号乃至第22号  (3) 請願受理1件  (4) そ の 他 第 3 会期の決定 第 4 議案第82号 専決処分の承認を求めること(訴えの提起のこと) 第 5 認定第 1号 平成15年度加古川市一般会計歳入歳出決算 第 6 認定第 2号 平成15年度加古川市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算 第 7 認定第 3号 平成15年度加古川市老人保健事業特別会計歳入歳出決算 第 8 認定第 4号 平成15年度加古川市介護保険事業特別会計歳入歳出決算 第 9 認定第 5号 平成15年度加古川市交通災害共済事業特別会計歳出歳入決算 第10 認定第 6号 平成15年度加古川市公設地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決算
    第11 認定第 7号 平成15年度加古川市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算 第12 認定第 8号 平成15年度加古川市公園墓地造成事業特別会計歳入歳出決算 第13 認定第 9号 平成15年度加古川市水質調査事業特別会計歳入歳出決算 第14 認定第10号 平成15年度加古川市夜間急病医療事業特別会計歳入歳出決算 第15 認定第11号 平成15年度加古川市緊急通報システム事業特別会計歳入歳出決算 第16 認定第12号 平成15年度加古川市駐車場事業特別会計歳入歳出決算 第17 認定第13号 平成15年度加古川市歯科保健センター事業特別会計歳入歳出決算 第18 認定第14号 平成15年度加古川市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算 第19 認定第15号 平成15年度加古川市財産区特別会計歳入歳出決算 第20 認定第16号 平成15年度加古川市水道事業会計決算 第21 認定第17号 平成15年度加古川市病院事業会計決算 第22 議案第72号 平成16年度加古川市一般会計補正予算(第1回) 第23 議案第73号 平成16年度加古川市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1            回) 第24 議案第74号 平成16年度加古川市介護保険事業特別会計補正予算(第1回) 第25 議案第75号 平成16年度加古川市生活安全共済事業特別会計補正予算(第1            回) 第26 議案第76号 平成16年度加古川市水質調査事業特別会計補正予算(第1回) 第27 議案第77号 平成16年度加古川市夜間急病医療事業特別会計補正予算(第1            回) 第28 議案第78号 平成16年度加古川市緊急通報システム事業特別会計補正予算(第            1回) 第29 議案第79号 平成16年度加古川市歯科保健センター事業特別会計補正予算(第            1回) 第30 議案第80号 平成16年度加古川市財産区特別会計補正予算(第1回) 第31 議案第81号 平成16年度加古川市病院事業会計補正予算(第1回) 第32 議案第83号 加古川市公の施設に係る指定管理者指定手続等に関する条例を定            めること 第33 議案第84号 加古川市手数料条例の一部を改正する条例を定めること 第34 議案第85号 加古川市立学校設置条例の一部を改正する条例を定めること 第35 議案第86号 加古川市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一            部を改正する条例を定めること 第36 議案第87号 訴えの提起のこと 第37 会議案第2号 議員派遣のこと                 会議に出席した議員(33名)       1番  山 川   博       18番  相 良 大 悟       2番  中 村 照 子       19番  三 島 俊 之       3番  広 瀬 弘 子       20番  今 井 淳 子       4番  井 筒 高 雄       21番  中 山 廣 司       5番  大 矢 卓 志       22番  大 西 健 一       6番  末 澤 正 臣       23番  岩 城 光 彦       7番  佐 藤   守       24番  清 田 康 之       8番  坂 田 重 隆       25番  名 生 昭 義       9番  堀   充 至       26番  福 原 章 男      10番  吉 野 晴 雄       27番  渡 辺 昭 良      11番  安 田 実 稔       28番  遠 藤 順 造      12番  粟 津 敏 憲       29番  御 栗 英 紀      13番  村 上 孝 義       30番  眞 田 千 穂      14番  田 中 隆 男       31番  神 吉 耕 藏      15番  西 田 重 幸       32番  岡 本 廣 重      16番  松 崎 雅 彦       33番  小 南 好 弘      17番  隈 元 悦 子                   会議に欠席した議員      な   し                  議事に関係した事務局職員      議会事務局長  永 井   一   議会事務局次長  小 山 知 義      議事調査課長  坂 田 吉 正   議事調査課副課長 高 砂 寿 夫      速 記 士   井 上 やよい                 会議に出席した委員及び職員  ┌─────────────┬───────┬─────────────┬───────┐  │    職  名     │ 氏  名  │    職  名     │ 氏  名  │  ├─────────────┼───────┼─────────────┼───────┤  │市長           │樽 本 庄 一│助役           │吉 田 正 巳│  ├─────────────┼───────┼─────────────┼───────┤  │助役           │長谷川 浩 三│収入役          │吉 川 一 郎│  ├─────────────┼───────┼─────────────┼───────┤  │水道事業管理者      │船 曵 源 治│企画部長         │藤 原   崇│  ├─────────────┼───────┼─────────────┼───────┤  │総務部長         │中 田 喜 高│税務部長         │山 下 年 永│  ├─────────────┼───────┼─────────────┼───────┤  │市民部長         │宮 原 幸 雄│地域振興部長       │大 貫 和 博│  ├─────────────┼───────┼─────────────┼───────┤  │環境部長         │大 本 憲 己│福祉部長         │木 下 和 弘│  ├─────────────┼───────┼─────────────┼───────┤  │建設部長         │高 田 季 治│都市計画部長       │木 村 義 和│  ├─────────────┼───────┼─────────────┼───────┤  │下水道部長        │稲 岡 千 秋│市民病院管理部長     │富 田 博 文│  ├─────────────┼───────┼─────────────┼───────┤  │消防長          │松 尾 俊 明│教育委員会委員長     │喜多山 正 範│  ├─────────────┼───────┼─────────────┼───────┤  │教育長          │山 本   勝│教育総務部長       │石 澤 保 徳│  ├─────────────┼───────┼─────────────┼───────┤  │教育指導部長       │高 松 武 司│選挙管理委員会委員長   │後 藤 太原麿│  ├─────────────┼───────┼─────────────┼───────┤  │代表監査委員       │田 中 良 計│農業委員会会長      │橋 本 春 樹│  └─────────────┴───────┴─────────────┴───────┘                  開         会
                                         (午前9時34分) ○議長(神吉耕藏)   ただいまより、平成16年第5回加古川市議会定例会を開会いたします。開会に先立ちまして、一言ごあいさつ申しあげます。  ようやく暑さも峠を越えたように感じますが、議員各位におかれましては、極めてご健勝にてご参集賜り、ここに平成16年第5回市議会定例会が開会できますことは、市政発展のためまことにご同慶にたえません。  さて、今期定例会に提出される議案は、平成15年度各会計の決算認定案件をはじめ、平成16年度一般会計及び特別会計の補正予算、条例の制定などが予定されております。  議員各位のご精励により、諸般の議事運営にご協力をいただくとともに、慎重にご審議のうえ、適切かつ妥当な結論が得られますようお願い申しあげまして、開会のごあいさつといたします。  これより、本日の会議を開きます。  直ちに日程に入ります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――    ◎日程第1   会議録署名議員の指名 ○議長(神吉耕藏)   日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により議長において指名いたします。      30番   眞 田 千 穂 議員   32番   岡 本 廣 重 議員  以上のご両名にお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――    ◎日程第2   諸 報 告 ○議長(神吉耕藏)   日程第2、諸報告であります。  事務局より議員出席状況等を報告いたします。 ○議事調査課副課長(高砂寿夫)   議員出席状況を報告いたします。議員定数33名、現在数33名、本日の出席現在数は33名でございます。  次に、報告第19号乃至第22号のことでございます。報告第19号は、損害賠償の額を定めること及び和解のことの専決処分の報告であり、地方自治法第180条第2項の規定による報告でございます。  次に、報告第20号は平成15年度加古川市一般会計、報告第21号は平成15年度加古川市公共下水道事業特別会計、報告第22号は平成15年度加古川市農業集落排水事業特別会計のそれぞれ継続費の精算報告のことで、いずれも地方自治法施行令第145条第2項の規定による報告でございます。  以上4件の報告につきましては、別冊のとおり既に報告書が提出され、お手元に配布されておりますのでご了承願います。  次に、請願受理のことでございます。現在お手元に配布いたしております文書表のとおり1件の請願を受理いたしておりますので、ご報告申しあげます。  以上で事務局よりの報告を終わります。 ○議長(神吉耕藏)   事務局の報告は終わりました。  ただいま報告のありました請願につきましては、お手元に配布しております文書表のとおり所管の委員会に付託し、休会中にご審査願うこととします。  つきましては、審査の結果を9月16日午後5時までに議長あてご報告くださるようお願いいたします。  次に、地方自治法第121条の規定により、今期定例会に出席を求めた者の職・氏名は、お手元へ配布しております一覧表のとおりであります。  以上で諸報告を終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――    ◎日程第3   会期の決定 ○議長(神吉耕藏)   日程第3、会期の決定を議題とします。  お諮りいたします。  今期定例会の会期は、本日から9月28日までの23日間といたします。  これにご異議ございませんか。                  [「異議なし」の声あり] ○議長(神吉耕藏)   ご異議なしと認めます。  したがって、以上のように決定いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――    ◎日程第4   議案第82号 ○議長(神吉耕藏)   議案第82号を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  地域振興部長。 ○地域振興部長(大貫和博)   議案第82号、専決処分の承認を求めることについて、提案理由の説明をいたします。  冊子番号12の1ページから3ページをごらんください。本案は、訴えの提起のことについて、地方自治法第179条第1項の規定により、平成16年8月23日に専決処分を行いましたので、同条第3項の規定により報告し、議会の承認を求めるものでございます。  この内容は、山脇食品株式会社市場施設の使用者でありますが、これまでのたびたびの督促及び催告にもかかわらず、長期にわたって市場施設の使用料等を滞納しているため、関連事業者としての業務許可の取消しにより、市場施設の使用資格を消滅させ、明渡しを請求いたしました。しかし、これに応じないため、市場施設の明渡し並びに使用料相当額の損害金の支払いを請求する訴えを提起しようとするものでございます。  相手方は加古川市野口町長砂707番地、山脇食品株式会社 代表取締役 山脇喜久雄、物件は加古川市野口町長砂707番地、加古川市公設地方卸売市場内において、山脇食品株式会社に対し関連事業者としての業務を行うため指定しました市場施設でございます。  なお、参考として4ページに地方自治法抜粋を添付いたしております。  以上で議案第82号の提案理由の説明を終わります。 ○議長(神吉耕藏)   提案理由の説明は終わりました。  お諮りいたします。  ただいま説明のありました本件については、会議規則第36条第2項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。  これにご異議ございませんか。                  [「異議なし」の声あり] ○議長(神吉耕藏)   ご異議なしと認めます。したがって、以上のように決定いたしました。  これより議案第82号について質疑とあわせ討論に入ります。  1番・山川議員。 ○(山川 博議員)   ただいまの議案につきまして1、2点お尋ねいたします。  一つは長期にわたる使用料滞納ということで、いつからの滞納になっているかをもう一度改めてお伺いしておきたいのと、もう1つは現在の使用状況ですね、私もちょっと現場を見てみたんですが、どうも実際に使っておられないような状況もあるんですが、そういう状況等についてもう一度説明いただきたいと思います。 ○議長(神吉耕藏)   地域振興部長。 ○地域振興部長(大貫和博)   今回の滞納分につきましては、山脇食品株式会社は平成15年度1年分と16年度に係る使用料でございます。また、使用状況については8月の当初から使用はいたしておりません。  以上でございます。 ○議長(神吉耕藏)   質疑、討論を終結いたします。  採決します。本案を原案のとおり承認することにご異議ございませんか。                  [「異議なし」の声あり] ○議長(神吉耕藏)   ご異議なしと認めます。  したがって、本案は原案のとおり承認されました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――    ◎日程第5 認定第1号 〜 ◎日程第21 認定第17号 ○議長(神吉耕藏)   日程第5、認定第1号から日程第21、認定第17号までの17件を一括議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  助役。 ○助役(吉田正巳)   平成15年度加古川市各会計の決算認定につきまして、提案理由の説明を申しあげます。  まず冊子番号1の認定第1号、平成15年度加古川市一般会計歳入歳出決算並びに認定第2号から認定第15号までの各特別会計歳入歳出決算につきましては地方自治法第233条第3項の規定により、また、冊子番号6、認定第16号、平成15年度加古川市水道事業会計決算並びに冊子番号7の認定第17号、平成15年度加古川市病院事業会計決算につきましては、地方公営企業法第30条第4項の規定によりそれぞれ監査委員の決算審査意見書を添え、本議会の認定をお願いするものでございます。  なお、地方自治法第233条第5項の規定により、冊子番号2、各会計歳入歳出決算報告書冊子番号3、各会計歳入歳出決算説明書及び冊子番号4、各会計歳入歳出決算事項別明細書資料を添付いたしておりますので、ご参照賜り、よろしくご審議のうえご認定賜りますようお願い申しあげます。  以上で提案理由の説明を終わります。
    ○議長(神吉耕藏)   提案理由の説明は終わりました。これより本17件について質疑に入ります。  1番・山川議員。 ○(山川 博議員)   まず、認定第1号につきまして、一般会計歳入歳出決算ですね、これにつきまして、まず最初に冊子ナンバー2の23ページ、各会計歳入歳出決算報告書がございます。その23ページには、人権施策推進費として住宅資金貸付金回収事業、その一覧表が出ております。これに関連してお伺いいたします。  これは民生費の貸付金元金収入においても、その調定額に対する収入済額が非常に少ないということですが、特にこの一覧表にもありますように、それぞれ住宅改修資金貸付金あるいは住宅建設資金貸付金等におきまして、元金及び利子とも過年度分については特に合計で見ますと、元金と利子合わせて調定額が5億3,000万あまり、これに対して収入済額はわずか573万、調定額のわずか1パーセント程度とこういうふうになっておるわけですね。この過年度のこういう実態というのは、調定額と収入済額があまりにもバランス悪いわけでありまして、これまでも若干問題提起はしてきたんですが、改めてその事情とあわせて、この過年度分の未収入額の累計、あるいは今後この貸付金総額ですね、この見通しとあわせて、この点についての、この決算報告についての説明を求めたいと思います。 ○議長(神吉耕藏)   市民部長。 ○市民部長(宮原幸雄)   お尋ねの住宅資金の貸付けでございますけれど、先ほどおっしゃいましたように、15年度決算時の滞納状況については263件で5億3,247万1,419円でございます。  1つには滞納の理由、難しさでございますけれども、ざっとした滞納の要因でございますが、いわゆる生活困窮、例えば自営不振であるとか勤務先、勤め先の不振、あるいは借金過多、病気、破産、生活保護等の関係ですけども、これら生活困窮による滞納が86件1億4,223万9,065円でございます。本人いわゆる借受け本人の方の死亡によりますのが81件、1億4,579万5,179円、それで行方不明、いわゆる居所不明も含めまして行方不明による滞納が26件ございまして1億835万7,890円、その他このへんのところは私ども頑張らないかんと思っておりますが、返済意思等々に問題がございますのが76件、1億3,952万5,138円でございます。  そういった非常に厳しい状況にございますけれども、回収については今後とも戸別訪問を中心にいたしまして、頑張ってまいりたいと。ただ先ほど申しあげましたけれども、非常に厳しい状態ではございますが、督促あるいは催告書等の通知によりまして、滞納金の回収に今後とも頑張ってまいりたいと思っております。  以上でございます。 ○議長(神吉耕藏)   1番・山川議員。 ○(山川 博議員)   担当者のご苦労はわかるんですけど、結局予算見込みあるいは決算等にあたって、調定額と収入済額があまりにアンバランスと、さまざまな事情があるという先ほど答弁いただきました。  先ほど答弁いただいたように、生活困窮等で約1億4,000万あまりは返済困難と。こういう場合はそれぞれの状況判定、もちろんこれ貸付金ですから返していただくという前提はあるとしても、場合によっては不納決算処理、どう言いますか、収入不納というふうなことも検討しないといけないだろうと。しかし同時に例えば本人不在あるいは死亡または不明と、こうした場合に調定額に計上するのはいかがなものか、別途処理を考えないといけないんではないかと。  それとまたその他のさまざまな問題のある、私の知るところによるんですけども、返済意思がないとかいうのは非常に異常なんですが、しかし同時に本人が知らない貸付け、借受けという事情もあるというふうな状況も伺っておりますので、そうなりますとこれらも合理的な整理が必要だろうと。そうした可能性のある貸付金の残額総額は今どうなっているのか、あわせてお考えをお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(神吉耕藏)   市民部長。 ○市民部長(宮原幸雄)   まず1点目の不納欠損処理も含めて法的な関係でございますけれども、以前にも申しあげました、県の方で住宅資金に関する償還推進協議会がございまして、法的も含めて対応ということで検討は進めておるんですが、これといったといいますか、内容がそれ以後はあまり進んでおりません。  市の方としても、おっしゃいましたように不納欠損も含めて何らかの措置をとるべきだということで検討は加えてはおるんですが、結論に至ってないのが実情でございます。  あと、返済意思等々について、すいません、私の手元にはこれ以上の資料がございませんのでお許しいただきたいと思います。 ○議長(神吉耕藏)   1番・山川議員。 ○(山川 博議員)   あとは委員会等で解明されることを期待しまして、これはこの程度にしましてですね、次に同じく冊子ナンバー2番の81ページ、ご覧いただきたいと思います。  これも決算報告でこれは報告なされておるわけですが、ここでは市営住宅管理状況報告一覧表がございます。  このたびこの後の議案でも、この市営住宅の家賃滞納によって訴えが提起されて、明渡し訴訟が5件行われる予定というふうになっております。  そこで、この中の下から着色した分でいうと下から4つ目でですね、団地名としては、南備後1、2ですか、ここにおいてはそれぞれ未収入額はあるんですが、調定額に対する未収の割合が約40パーセントと、ほかの市住に比べて特別に高いわけですね。ここがなぜそうなっているのか。  私は市営住宅の方は大変経済的にも困難な方いらっしゃいますから、あまり明渡し訴訟でやっていくというのにはいろいろ抵抗はあるんですけれども。市営住宅である以上、法的措置もやむを得ないというふうなところもありますが、実際その方々の状況はどうだろうかというところがあって、安易な訴えについては私はあまり賛成はできない気持ちはあるんですが、それにしても今回の5件の中には、この問題のところについては1件もないということは、逆にこうした配慮あるいは措置あるいは対話等によりまして、こうした場合でもそうした明渡し訴訟を行わずに済むということの1つのあらわれがあるんじゃないかというふうに思うんですね。  この今の明渡しへの移行の問題とあわせて、この未収額がここについてはほかより突出しているといっていいほど比率が高いことについてはどういう事情があるのか、お答えいただきたいと思います。 ○議長(神吉耕藏)   建設部長。 ○建設部長(高田季治)   市営住宅の家賃収納につきましては、特に滞納分につきましては従来から電話督促なり訪問徴収等、入居者の個人の事情に応じて納付の指導を行っているところでございますが、最近特に経済情勢から収入の低下に伴いまして、収納率が全体的に低下している事実がございます。今お尋ねの南備後の住宅につきましては、ご存知のように公営住宅法が改正されまして、従来の家賃制度が応能応益制度へ移行したということでございます。  それにつきまして当団地の入居者の多くの理解が得られず、旧家賃で供託をされていたということで、担当課といたしまして、入居者に法律改正等の趣旨を説明いたしまして、平成15年に一応全員の同意を得ております。したがいまして、その間の新しい家賃と従来の家賃との差額が滞納になっていったということでございます。  このことにつきましては、話し合い、納付指導を行う中で、従来の現年分の支払いを家賃の納付とともに分割納付の誓約書をいただいておりまして、現在履行していただいております。  今後、家賃の収入につきましてはいろいろと入居者の事情があろうかと思いますが、そういう方については個別指導を行いながら納付指導を進めると、また今言われておりますように悪質な、いわゆるこちらの督促とかそういうものについて一切誠意が見られない方については、そういう強硬手段というんですか、法的な手段で対応してまいりたいとこのように考えております。  以上です。 ○議長(神吉耕藏)   2番・中村議員。 ○(中村照子議員)   冊子番号2番の30ページ、児童福祉総務費、乳幼児医療費助成事業についてまずお伺いいたします。  平成10年度と比べてみますと、受診件数が2万7,557件、受診者数にしてみますと2,360人、これだけ増えておりますが、助成額が7,000万あまり減額になっています。これは健康保険の負担割合の変更などがありましたし、受診対象者の変化などが考えられるのですけれど、詳しい分析をされておられましたら、教えていただきたいと思います。 ○議長(神吉耕藏)   市民部長。 ○市民部長(宮原幸雄)   乳児医療の助成でございますが、乳児医療の助成については就学前の乳幼児、いわゆる0歳児については所得制限なしで全額助成をしております。1歳から就学前までについては外来の1割負担という形で助成をやっているわけですが、実績について先ほどおっしゃられましたけれども、16年の3月末現在で受給者数が1万7,826人、支給件数が25万9,338件、給付額については4億2,551万6,896円でございます。  前年度等と比べまして減少ということでございますけれども、14年の10月に医療制度の改正がございまして、経過措置として18年8月31日までの出生の方のうち3歳未満児ですね、これについては入院外来とも負担なしと、こういった経過措置もございまして、対象者数が徐々に減少しておりまして、前年度より額も減っているということでございます。  以上でございます。 ○議長(神吉耕藏)   2番・中村議員 ○(中村照子議員)   実は対象者数が徐々に減っているという事実が実際に3歳まで助成される子と、それから同じ市内に生まれながら0歳児で打ち切られる子と本当に矛盾が生じているのが現実です。やはり少子化対策とこれは大きく矛盾をすると思います。この7,000万あまりの金額がやはり少子化対策として助成されれば、今所得の形態が大きく変化をしておりまして、年収の少ない若者、それから収入の安定しない若者が増えている中で、この乳幼児の医療費助成制度は大きな支援となっています。  今後、県の福祉医療の後退なども提案されておりますが、この加古川市において3歳児まで無料にするご意思はないかどうかお尋ねをいたします。  それからついでにちょっと重ねて質問をさせていただきたいのですが、冊子4の251ページ、商工費、住宅リフォーム補助についてお伺いをいたします。  251ページに今年15年度に初めて実施をされた中小企業の皆さんと要望をともに重ねて実施をされたものですけれど、この事業効果についてお伺いをしたいと思います。  それから、冊子4の99ページの競輪事業の事務処理に係る精算還付金、そして248ページの方はその負担金です。この関係をお尋ねをしますと、決算の事務処理によるものであるということです。そしてその差額が19市1町で構成する委員会の経費となるとお聞きをいたしましたが、これは弁護士の費用などに充てられるそうですが、この事務費において収益分配の比率でこの事務費も按分されるのでしょうか。お聞きをしておきたいと思います。 ○議長(神吉耕藏)   市民部長。 ○市民部長(宮原幸雄)   1点目の3歳児まで無料という形でございますが、市としましては少子化対策、そして市全体の施策の中で今後考えてまいりたいと、今後の課題ということでさせていただきます。  以上です。 ○議長(神吉耕藏)   地域振興部長。 ○地域振興部長(大貫和博)   住宅リフォームにつきましては、今年度も受け付けをやりまして、約百数件の申し込みがございました。15年度の件数につきましては、9月にも補正させていただき結果は出ていると思います。また、関連に伴います事業については約1億2,000万程度の事業効果があったというふうに結果が出ていると思います。  また、競輪の処理につきましては、議員ご指摘のとおり按分の率、ちょっと今記憶がないんですけれども、一旦、競輪組合のほうに支出をいたしまして、その年度で処理をされた額の残額がまた同年度で歳入されるというふうになっております。  ただ、19市1町で今競輪の訴訟の問題を受けておりますが、これが各市等に振られるというふうな状況にもあります。ただ、決まりますと各市の負担がそれぞれ確定されると思いますが、その部分についてはまだ未確定というふうな形でございます。ただ、会計上の処理といたしましては、一旦、一般会計から競輪組合に支出し、残った額がまた本市の方の一般会計に入ってくるというふうな状況でございます。弁護士費用についてはまだ確定はしておりませんので、その部分については今後の経費に出てくるというふうには考えておりますけれども。  以上です。 ○議長(神吉耕藏)   2番・中村議員。 ○(中村照子議員)   今の競輪事業の問題ですが、訴訟の結果によっては莫大な負担が市にかかってくるということがよくご説明でわかりました。  それからリフォーム支援事業ですけれど、市はこの住宅事業、改造事業ですけれど、高齢者、身障者のための対象の住宅改造事業を行っておりまして、これは193件の助成がなされております。この事業については業者もとてもよくご存じで研究をされているのですけれど、15年度実施されましたリフォーム支援事業、業者さえもあまり知られていない状況にあると思います。  今年度の募集ですけれど、この決算書の中でも1,100万の予算が組まれたわけですけれど、残念ながら全額予算を残してしまっておりますし、それから今年度の募集に関しましては定員に満たない状況にあるということを聞いております。加古川市より先に明石市は実施をしているのですけれど、今年度だけでも253人の申し込みがあったそうです。この違いはどこにあるとお考えでしょうか。広報の方法、それから業者への説明など工夫を求めるものですが、お考えがあれば聞かせていただきたいと思います。 ○議長(神吉耕藏)   地域振興部長。 ○地域振興部長(大貫和博)   PR方法ですが、去年におきましてもそういうふうなご指摘をいただいておりますが、今年度におきましては早い目に住宅リフォームというふうな形で広報を通じて、またいろいろな形で業者さんにも連絡させていただきたいと思いますが、ただ、これにつきましては、業者さんに連絡するというのは行政の方からちょっとやりづらいというふうには思っております。市民の方が自分のお家を直されるための資金として行政のほうから補助するという形になっておりますんで、今後は、今ご指摘されたことにつきましては、十分また調査研究して、どんな形でやっていくかというふうな検討をしたいと思っております。  以上です。 ○議長(神吉耕藏)   質疑を終結します。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――    ◎日程第22 議案第72号 〜 ◎日程第31 議案第81号 ○議長(神吉耕藏)   日程第22、議案第72号から日程第31、議案第81号までの10件を一括議題といたします。提案理由の説明を求めます。  企画部長。 ○企画部長(藤原 崇)   議案第72号から議案第80号までの9議案について提案理由の説明をいたします。冊子番号9の平成16年度各会計補正予算をお願いいたします。  まず、1ページをお願いいたします。議案第72号、平成16年度加古川市一般会計補正予算(第1回)のことです。歳入歳出予算の補正といたしまして、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5億4,196万5千円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ797億7,396万5千円とするものです。  歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額、並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正のとおりです。債務負担行為の補正といたしまして、既定の債務負担行為の追加は第2表債務負担行為補正のとおりです。  市債の補正といたしまして、既定の市債の変更は、第3表市債補正のとおりです。  次に、2ページの第1表歳入歳出予算補正の内容ですが、歳入では分担金及び負担金において放課後等児童対策事業について対象者数等の確定に伴う保護者負担金の増で899万4千円の追加、国庫支出金で史跡発掘調査事業に伴う国庫補助金で50万円の追加、県支出金で史跡発掘調査事業、子供と親の相談員活用調査研究事業、ふるさと文化再発見アクションプラン事業等に伴う県補助金委託金で、116万3千円の追加、繰入金で公共施設等整備基金からの繰り入れで5,600万円の追加、繰越金で平成15年度決算剰余金で1億2,914万6千円の追加、諸収入で、地域新エネルギービジョン策定等事業費補助金、生活保護費負担金等の前年度国庫負担金、県費負担金の精算金並びに加古川駅前サービスコーナーの移転に伴うサンライズ加古川ビル敷金返還金などで3,226万2千円の追加、市債でJR加古川駅に設置します加古川市民ギャラリーの整備事業、鉄道高架整備事業、加古川駅北土地区画整理事業、東加古川駅周辺整備事業に伴う財源として3億1,390万円を追加し、歳入合計で5億4,196万5千円の追加補正となっております。  次に歳出では、総務費において財政調整基金積み立て事業、地域新エネルギービジョン策定等事業、証明書自動交付機設置事業等で1億418万8千円の追加、民生費で入院生活福祉給付事業等の前年度国庫負担金、県費負担金の精算に伴う償還金等で516万8千円の追加、商工費で加古川市民ギャラリー整備事業で3,290万円の追加、土木費で東加古川駅周辺整備事業、加古川駅北区画整理事業、高架対策事業等で3億8,415万2千円の追加、消防費で南分署の屋上防水等で1,068万8千円の追加、教育費で文化財調査事業、留守家庭児童対策事業等で486万9千円を追加し、歳出合計で5億4,196万5千円の追加補正となっております。  次に4ページの第2表、債務負担行為補正ですが、陵北小学校屋内運動場改築事業を追加いたしております。期間は平成17年度で限度額1,000万円を計上いたしております。内容は陵北小学校の屋内運動場の改築に先立つ耐力度調査及び実施設計に要する経費であります。
     次に第3表市債補正につきましては、観光事業債の限度額を2,250万円とし、都市計画事業債の限度額を16億250万円から18億9,390万円に、合計も115億9,650万円から119億1,040万円に変更しようとするものです。  次に5ページをお願いします。議案第73号、平成16年度加古川市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1回)のことです。歳入歳出予算の補正については、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億7,493万3千円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ208億303万7千円とするものです。歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正のとおりであります。  6ページの第1表歳入歳出予算補正の内容ですが、まず歳入では国庫支出金において療養給付費等負担金現年度分等として2,043万8千円の追加、繰越金で前年度繰越金として2億5,357万7千円の追加、財産収入で国民健康保険基金の利子収入として、91万8千円を追加し、合計で2億7,493万3千円の追加補正となっております。  次に歳出では、総務費において、国民健康保険基金への積み立て事業として、1億8,591万8千円の追加、老人保健拠出金で老人保健医療費への拠出事業等で4,268万円の追加、介護納付金で介護保険への納付金の額の確定により、891万7千円の減額、諸支出金で療養給付費等負担金並びに前年度退職者医療給付費交付金の精算に伴う国民健康保険償還事業等で5,175万9千円の追加、予備費で349万3千円を追加し、合計で2億7,493万3千円の追加補正となっております。  次に7ページをお願いします。議案第74号、平成16年度加古川市介護保険事業特別会計補正予算(第1回)のことです。歳入歳出予算の補正につきましては、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億2,970万6千円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ107億2,194万3千円とするものです。歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正のとおりです。  8ページの第1表歳入歳出予算補正の内容ですが、まず歳入では財産収入においては介護給付費準備基金の利子収入として18万7千円の追加、繰越金で前年度繰越金として1億2,951万9千円を追加し、合計で1億2,970万6千円の追加補正となっております。  次に歳出では基金積立金において、介護給付費準備基金への積立金3,760万4千円の追加、諸支出金で前年度に概算交付された国県負担金の精算返還金及び支払基金への償還金等で9,210万2千円を追加し、合計で1億2,970万6千円の追加補正となっております。  次に9ページをお願いします。議案第75号平成16年度加古川市生活安全共済事業特別会計補正予算(第1回)のことです。歳入歳出予算の補正につきましては、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,786万9千円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ9,448万9千円とするものです。歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正のとおりであります。  10ページの第1表歳入歳出予算補正の内容ですが、まず歳入では平成15年度決算での剰余金の確定に伴い、繰越金1,786万9千円を追加し、次に歳出では予備費で同額の1,786万9千円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ9,448万9千円とするものです。  次に11ページをお願いいたします。議案第76号平成16年度加古川市水質調査事業特別会計補正予算(第1回)のことです。歳入歳出予算の補正につきましては、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ264万3千円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2,584万1千円とするものです。歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は第1表歳入歳出予算補正のとおりであります。  12ページの第1表歳入歳出予算補正の内容ですが、まず歳入では、平成15年度決算での剰余金の確定に伴い、繰越金264万3千円を追加し、次に歳出では予備費で同額の264万3千円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ2,584万1千円とするものです。  次に13ページをお願いいたします。議案第77号平成16年度加古川市夜間急病医療事業特別会計補正予算(第1回)のことです。歳入歳出予算の補正につきましては既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ9,007万7千円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3億9,522万1千円とするものです。歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正のとおりであります。  14ページの第1表歳入歳出予算補正の内容ですが、まず歳入では平成15年度決算での剰余金の確定に伴い、繰越金9,007万7千円を追加し、次に歳出では予備費で同額の9,007万7千円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ3億9,522万1千円とするものです。  次に15ページをお願いいたします。議案第78号平成16年度加古川市緊急通報システム事業特別会計補正予算(第1回)のことです。歳入歳出予算の補正につきましては、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ48万8千円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2,422万2千円とするものです。歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正のとおりであります。  16ページの第1表歳入歳出予算補正の内容ですが、まず歳入では、平成15年度決算での剰余金の確定に伴い、繰越金48万8千円を追加し、次に歳出では予備費で同額の48万8千円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ2,422万2千円とするものです。  次に17ページをお願いいたします。議案第79号、平成16年度加古川市歯科保健センター事業特別会計補正予算(第1回)のことです。歳入歳出予算の補正につきましては、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,931万9千円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億456万3千円とするものです。歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正のとおりであります。  18ページの第1表歳入歳出予算補正の内容ですが、まず歳入では平成15年度決算での剰余金の確定に伴い繰越金2,931万9千円を追加し、次に歳出では予備費で同額の2,931万9千円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1億456万3千円とするものです。  次に19ページをお願いいたします。議案第80号、平成16年度加古川市財産区特別会計補正予算(第1回)9のことです。歳入歳出予算の補正につきましては、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億1,684万3千円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3億3,537万8千円とするものです。歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正のとおりであります。  20ページの第1表歳入歳出予算補正の内容ですが、まず歳入では一般財産区収入において新たに公共事業等を実施する13の財産区の基金からの繰入金及び平成15年度決算での剰余金の確定に伴う繰越金の追加で2億1,684万3千円を追加し、21ページ歳出では一般財産区において前年度決算剰余金2,607万6千円を予備費に追加し、以下土山村財産区ほか12の財産区において公共事業等に要する経費として1億9,076万7千円を追加し、合計2億1,684万3千円の追加補正となっております。  なお22ページ以降に各会計ごとの補正予算、事項別明細書を添付いたしております。  以上で議案第72号から議案第80号までの提案理由の説明を終わります。 ○議長(神吉耕藏)   市民病院管理部長。 ○市民病院管理部長(富田博文)   議案第81号につきまして提案理由の説明を申しあげます。冊子番号10の1ページをごらんください。  本案は平成16年度加古川市病院事業会計補正予算(第1回)のことでございます。平成17年4月から病院給食業務を民間委託するため、本年度中に事前の業者選定等の準備行為が必要であり、今回、債務負担行為の設定として1億7,000万円を追加補正しようとするものです。なお2ページに予算に関する説明書を添付しております。  以上で議案第81号の説明を終わります。 ○議長(神吉耕藏)   提案理由の説明は終わりました。これより議案第72号について質疑に入ります。  2番・中村議員。 ○(中村照子議員)   一般会計補正予算についてお伺いをいたします。冊子番号の9番の32ページですけれど、東加古川駅周辺整備事業についてお伺いをいたします。  東加古川駅につきましては、駅舎の設計も発表されまして、地域住民の要望の実現が、本当に待たれていた要望が実現されることになって喜んでいるところでございます。ところで、この補正予算はJR横断管の敷設工事ということですけれど、当初予算には計上されていなかった工事が発生したんでしょうか。当初予算には1億2,730万が計上されておりますが、この点についてまず1点お伺いいたしたいと思います。  それからこれは新しく造成され、今売り出されておりますつつじ野のための工事だと思いますけれど、雨水の責任というのは市がすべて負担をするものなのでしょうか。業者に負担を求めるということは考えておられないんでしょうか。  以上2点、お伺いいたします。 ○議長(神吉耕藏)   都市計画部長。 ○都市計画部長(木村義和)   東加古川駅の整備工事請負費7,000万円の件でございますけれども、これにつきましては昨年度から今年度にかけまして調整池を建設してまいりました。その中でJRの横断する水路を調査したところ、管の老朽化が非常に激しいということがわかりました。したがいまして、JR西日本とその後協議を行ってまいりまして、このたび調整ができましたので早急に工事をすることから、補正予算に計上をさせていただきました。  それと2点目のこの水路は市と業者、負担がどうなっておるかということですけども、これは一般の水路ということになりますので、加古川市としてすべてするものと考えておりますのでよろしくお願いいたします。 ○議長(神吉耕藏)   2番・中村議員。 ○(中村照子議員)   この地域は雨水の適切な水路がないため調整池をつくって災害につながらないよう放水を行うということをお聞きしておりますけれど、この工事により放水量が増して南側の住民に迷惑がかかるようなことがないのでしょうか。このことについて周辺住民に対しての説明はなされているんでしょうか。 ○議長(神吉耕藏)   都市計画部長。 ○都市計画部長(木村義和)   1点目の下流に対しての水量が多くならないかということでございますけれども、現在の4本で対応しておりますけども、この流量を、同じものを確保しますので、あと閉鎖しますので、これは多くなりません。  それから周辺に関しても、今後、事業にあたっては協議をしてまいりますのでよろしくお願いいたします。 ○議長(神吉耕藏)   1番・山川議員。 ○(山川 博議員)   議案第72号の冊子ナンバー9のまず最初に28ページ、歳入のうち28ページの説明の欄の一番下ですね、市債のちょうど線のうえなんですが、サンライズ加古川ビル預り敷金返還ということで、これはミニ市役所ができたので駅前事務所を閉鎖し撤退するということですが、このサンライズビルは加古川駅前開発の当時は目玉の1つのビルだったように私は受けとめておるんですが、現状はその地階から1階2階と非常に空き室が目立ってきておりますが、駅前のこの開発事業の結果としてこうした事態になって、さらにまたそうした駅前事務所が閉鎖ということで、あそこも空き室になっていると。こういう状況に対して加古川駅前のまちづくりとかそうした点でこのサンライズビル問題については、あの駅前開発の事業の1つの帰結でもあると思うんですが、これについてどのようにお考えか、サンライズビルとの協議の状況、そして今後の運営状況について、協議されていることがあれば紹介いただきたいと。  それから32ページ、土木費ですね、款08土木費のうち項02目01道路橋梁総務費、そこで補正の内容につきましては自転車対策事業の委託料として632万4千円と計上されております。この委託料の補正の理由と、この補正に伴う行政効果をどのように考えておられるのか、この2点につきまして伺います。  以上であります。 ○議長(神吉耕藏)   地域振興部長。 ○地域振興部長(大貫和博)   サンライズビルの件でございますけれども、当初確かに議員ご指摘のとおり、あのビルが建ったときは駅前の活性化の云々どうのこうのございましたが、これだけの社会情勢の厳しい中で流通も変わり、いろいろな問題が起こっているのは承知いたしております。ただ、中心市街地活性化法ができた段階で本市についても計画はつくりましたけれども、その当時については、そごうありきの形というふうな形もございました。ただ、それからそごうが撤退とするような形もありましたけれども、現在サンライズビルにつきましては、本市で今行っております都市再生プランの中で、どういうふうな形であそこをみんなが、一度は行き交うビルにやっていくかということを検討いたしております。  ただ問題になりますのは、サンライズビルにつきましては地権者が相当ございまして、その部分についてどういうふうな形でやっていくかというふうなことも検討の課題といたしております。  それと駅前のサンライズビルにサービスコーナーございましたけれども、それについては再開発ビルの方で購入したというふうな形になっております。  以上でございます。 ○議長(神吉耕藏)   建設部長。 ○建設部長(高田季治)   駐輪場の補正でございますが、これにつきましては当初予算のときにもご説明申しあげたかと思いますが、15年度まで加古川駅周辺につきましては午前の6時から9時まで5人の方、シルバー人材センターに委託して行っておりますが、5人の方で通学通勤等の自転車の駐輪禁止の指導等行っておりましたが、放置自転車が散乱する中で平成16年度、試験的に関係課と協議いたしまして、15年度の5人を10人、5人増やして、サンライズビルの周辺またヤマトヤシキ、カピルの南東等に指導員を配置しまして、10人体制で行っております。  これにつきましては半年間の予算でございましたので、その結果、我々少なくとも午前9時半までの指導員がおる時間帯につきましては非常に整然としているということから、引き続き後期、いわゆる10月以降につきましても5人を増やしていきたいとこのように考えておりまして、今回補正をするわけでございます。  また、駅北につきましても現在無料駐輪場にあふれて、付近の住民の方に通行等でいろいろご迷惑をかけておりますが、駅北につきましても2人、10月以降配置しまして、駐輪場の整理といわゆる環境美化等に努めてまいりたいと、このように考えております。 ○議長(神吉耕藏)   1番・山川議員。 ○(山川 博議員)   まず1つ、先ほどサンライズビル、地権者も多くてなかなか活性化が難しいんだというような状況もございました。駅前ということでいうならば、例えば寺家町等も非常に駅の南側の東側ですね、そうした地権者が入り乱れておる状況もあって、なかなか整理困難という状況もあります。  やはり、そごうの進出はこれは駅前第2開発、第1期目の駅前開発はこのサンライズビルを中心とした事業であったんじゃなかったかなと思っておるんですが、そうした点でも、やはりあそこのビルの活性化等考えておられるということですので、やはりそうした市民の方あるいはまちづくり協議会等とも協議しながら、どういうまちづくりそして利用形態をしていくのかということが求められると思うんですが、それらについて、もしこれまでに協議されておることがあれば紹介いただきたい。  2つ目は先ほどの自転車対策であります。いわば今加古川市がとってきている政策としては、駅周辺では有料に駐輪場を変えていくという方向ですね。そしてそこにとめようとしない利用者が、結果として不法駐輪をしていると。それを警備員、指導員を置いて取り締まるという方向ですね。9時半までは効果があると、9時半を過ぎると、結局放置自転車はそこへやってくるという状況じゃないかと思うんですね。  この指導員のための予算は年間約3,000万ということになるんですが、これはやはり発想の転換が必要なんじゃないですか。建設水道常任委員会がかつて視察したところでも、有料駐輪場制度にしておる限り不法駐輪はなくならなかったと。有料駐輪場を無料化すると、もうそういう指導員のための予算も必要でなくなるというふうに私は受けとめたんですが、そのへんについて再検討される考えはないのか、改めて伺っておきます。 ○議長(神吉耕藏)   地域振興部長。 ○地域振興部長(大貫和博)   サンライズのビルの活性化云々でございますけども、これにつきましては、サンライズの管理組合の代表の方と今年度に入りまして調整を行って会議も行っておりますんで、今後ともそれを続けていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(神吉耕藏)   建設部長。 ○建設部長(高田季治)   駐輪場対策の件でございますが、従来からご答弁申しあげておりますように、我々としましては加古川駅ないし東加古川駅等の駅周辺非常に便利のいい部分につきましては、用地の取得なりまた施設整備等で多大な経費もかかる、また周辺には民間の自転車預かり業を営んでいらっしゃる方もいらっしゃいますことから、我々としては応分の負担を求めていきたいということで考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(神吉耕藏)   1番・山川議員。 ○(山川 博議員)   これまでも有料駐輪場でないといけないという理由の1つに、民間で営業されておられる自転車経営の方がいらっしゃると。今やっていることはその方のためにもそういう政策が必要なんだということがこれまでの市の説明なんですけれどね。私、実際に駐輪場を経営されているその民間業者の方々それぞれに話を伺ったら、今の市の政策について確かに無料ばかり増えたら私たちの営業はどうなるんだろうかというご心配はあります。しかし今、市がやっておる、例えば自転車駐車場整備センターへ委託してますわな、全くその民間の自営業者さんはそこにはタッチできない。有料であってもそういうのがどんどんふえていけば、民間の業者さんは圧迫されるんですよ。ですから、そうした自転車の整理とかそういうことに、どうして自分たちが活用されないんだろうかという気持ちを持っておるんです。この民間の自営業者さん、地元の方々の自転車預かりでこれまで市民の足を守ってこられた方々の今後のそうした営業の見通しとかあるいは生活の道ですね、実際にはこれはもう自分の代で終わりだという方がほとんどなんですね。これらに対する対策を具体的にどのようにお考えになっているのか、もう一度お答えいただきたいと思います。 ○議長(神吉耕藏)   建設部長。 ○建設部長(高田季治)   民間の駐輪場にそういう市の駐輪場行政を委託できないかというようなお話でございますが、我々としましては今の制度からいけば、自転車駐車場整備センターにお願いをして建設していただいて運営していただくのが、一番経費的には合理的なおかつ効果的というようなことで現在の政策を進めております。ただ、そういうことから自転車駐輪場につきましても、民間駐輪場等の使用料等比較いたしまして、民間経営に圧迫しないように配慮して使用料を決めていっておりますので、ご理解賜りますようにお願い申しあげます。 ○議長(神吉耕藏)   質疑を終結します。  次に議案第73号について質疑に入ります。                   [「なし」の声あり] ○議長(神吉耕藏)   質疑を終結します。  次に議案第74号について質疑に入ります。                   [「なし」の声あり] ○議長(神吉耕藏)   質疑を終結します。
     次に議案第75号について質疑に入ります。                   [「なし」の声あり] ○議長(神吉耕藏)   質疑を終結します。  次に議案第76号について質疑に入ります。                   [「なし」の声あり] ○議長(神吉耕藏)   質疑を終結します。  次に議案第77号について質疑に入ります。                   [「なし」の声あり] ○議長(神吉耕藏)   質疑を終結します。  次に議案第78号について質疑に入ります。                   [「なし」の声あり] ○議長(神吉耕藏)   質疑を終結します。  次に議案第79号について質疑に入ります。                   [「なし」の声あり] ○議長(神吉耕藏)   質疑を終結します。  次に議案第80号について質疑に入ります。                   [「なし」の声あり] ○議長(神吉耕藏)   質疑を終結します。  次に議案第81号について質疑に入ります。                   [「なし」の声あり] ○議長(神吉耕藏)   質疑を終結します。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――    ◎日程第32 議案第83号 〜 ◎日程第36 議案第87号 ○議長(神吉耕藏)   日程第32、議案第83号から日程第36、議案第87号までの5件を一括議題といたします。順次提案理由の説明を求めます。 ○議長(神吉耕藏)   企画部長。 ○企画部長(藤原 崇)   議案第83号につきまして提案理由の説明を申しあげます。冊子番号13の1ページから5ページをお願いいたします。  本案は加古川市公の施設に係る指定管理者指定手続等に関する条例を定めようとするものです。指定管理者制度は多様化、高度化する市民ニーズに対して的確に対応し、公の施設の目的をより効果的・効率的に達成するため、昨年9月の改正地方自治法の施行により、公の施設について直営で管理する場合を除き、従来市が2分の1以上出資している法人や公共団体、公共的団体に限定して管理の委託を可能としていた管理委託制度から、広く民間事業者等を対象に、市長の指定する法人その他の団体に管理を行わせようとする指定管理者制度に変更となったことに伴い、地方自治法第244条の2第3項及び第4項の規定に基づき、指定管理者を指定する手続等を定めようとするものです。  本条例の内容についてですが、第1条で主旨を規定し、第2条では指定管理者を指定しようとするときは、原則公募によるものとし、第3条では指定管理者の指定を受けようとする団体は、当該公の施設の管理に係る事業計画書、収支計画書等の書類を添えて申請するものとし、第4条では指定候補者の選定方法等を規定いたしております。  また、第5条で指定管理者の選定の特例として、市長が特に必要と認めるときは、当該公の施設の性格、機能、業務の特殊性等を勘案し、本市の出資団体、公共団体、公共的団体及び民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律の規定による選定事業者を、公募によらず指定候補者として選定できることといたしました。  第6条では、指定候補者は議会の議決を経て指定管理者に指定するものとし、また、第7条では指定された指定管理者は市長と施設の管理について、同条第2項の事項について協定を締結するものといたしました。  第8条で指定管理者に事業報告書の提出を義務づけ、第9条で業務報告の聴取等を行うことができるものとし、第10条で指定管理者が第9条の規定に基づく指示に従わないときは指定を取り消すことができるなど、指揮監督を行うものといたしました。  また、指定管理者の指定取り消し処分等に伴う原状回復義務を第11条で規定し、指定管理者による施設の破損、滅失に伴う損害に対しては第12条で損害賠償義務を規定しております。  第13条では、教育委員会所管の施設に適用する場合には、この条例中市長を教育委員会と読みかえるものといたしました。  第14条で、補足としまして、この条例の施行に関し、必要な事項は市長が定めることといたしております。なお、附則におきまして、この条例は公布の日から施行するものといたしております。  以上で提案理由の説明を終わります。 ○議長(神吉耕藏)   市民部長。 ○市民部長(宮原幸雄)   議案第84号加古川市手数料条例の一部を改正する条例について、提案理由の説明を申しあげます。6ページ、7ページをご覧ください。  これは加古川市手数料条例の一部を改正する条例を定めることの議案です。本案は住民票、印鑑登録証明書、所得課税証明書の自動交付の運用開始に伴って、自動交付機で利用できるカードを住民基本台帳カードと外国人登録の方及び住民基本台帳カードを希望されない方を対象とした加古川にこにこカードの2種類と定めておりますが、このうち平成16年11月1日から交付する加古川にこにこカードについての交付等の手数料の額を定めようとするものです。  また、住民基本台帳カード及び加古川にこにこカードの普及を促進し、自動交付機の利用の促進を図るため、住民基本台帳カード及び加古川にこにこカードの交付に係る手数料を期限つきで無料にしようとするものです。  次に改正の内容ですが、各種手数料のうちその他に加古川にこにこカードの交付または紛失、破損等による再交付の手数料の額を住民基本台帳カードと同額の500円、ただし交付については65歳以上は無料とすることを加え、附則において特例措置として住民基本台帳カード及び加古川にこにこカードの交付手数料を平成18年3月31日までの間は無料とすることを加えるものです。  また、施行期日を平成16年11月1日とすることとしますが、住民基本台帳カードの交付手数料の無料については、公布の日から施行し平成15年8月25日から適用することといたしております。したがいまして、既に有料で交付を受けられた方についてはお返しすることといたしております。  なお、参考として8ページ、9ページに新旧対照表を掲載しております。  以上で議案第84号の提案理由の説明を終わります。 ○議長(神吉耕藏)   教育総務部長。 ○教育総務部長(石澤保徳)   議案第85号について提案理由の説明をいたします。  10ページ、11ページをごらんください。これは加古川市立学校設置条例の一部を改正する条例を定めることの議案です。  本案は加古川市立神野幼稚園、加古川市立八幡幼稚園及び加古川市立陵北幼稚園の山手地区3園を統合により廃止し、新たに幼稚園を設置することに伴い所要の措置を講ずるため本条例の一部を改正しようとするものです。  改正の内容は、新設する幼稚園の名称を加古川市立やまて幼稚園、山手はひらがなでございます。位置を加古川市神野町石守1489番地とし、別表第4中加古川市立神野幼稚園、加古川市立八幡幼稚園、加古川市立陵北幼稚園の項を削除し、加古川市立両荘幼稚園の次に加えようとするものです。  附則におきまして施行期日を平成17年7月1日といたしております。  参考としまして12ページ、13ページに新旧対照表を添付しております。  以上で議案第85号についての提案説明を終わります。 ○議長(神吉耕藏)   消防長。 ○消防長(松尾俊明)   議案第86号について提案理由の説明をいたします。  冊子番号13の14ページから18ページまでをごらんください。これは加古川市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例を定めることの議案です。  この条例は消防団員等、公務災害補償等、責任共済等に関する法律施行令の一部を改正する政令が平成16年4月1日に施行されたことに伴い、整合性を図るため、加古川市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例を改正するものです。  改正の内容でございますが、処遇改善を図るため第2条に規定しております別表において、勤務年数に応じた団長から団員に至る退職報償金の支給額を、一律に2千円引きあげようとするものです。  なお、附則といたしましてこの条例は公布の日から施行し、経過措置及び報償金の内払いを定めております。  参考といたしまして、17ページ及び18ページに新旧対照表を掲げております。  以上で議案第86号の提案理由の説明を終わります。 ○議長(神吉耕藏)   建設部長。 ○建設部長(高田季治)   議案第87号について提案理由の説明を申しあげます。  19ページをご覧ください。本案は訴えの提起のことで、加古川市営住宅に入居している者のうち、家賃を長期間滞納し、再三の督促及び催告にも誠意ある回答もなく、納付意識が希薄で市営住宅の適正管理上、他に及ぼす影響の大きいものに対し、市営住宅の明渡し並びに滞納家賃及び明渡しが済むまでの近傍同種の住宅の家賃相当額の損害金の支払いを請求する訴えを提起するため、地方自治法第96条により議会の議決を求めるものでございます。  訴訟の相手方及び明渡しを求める物件の表示は20ページの別表のとおりでございます。提訴の要旨につきましては、これまでのたびたびの督促及び催告にもかかわらず長期にわたって家賃を滞納しているので、入居の決定を取消し、明渡しを請求したがこれに応じないため、当該住宅の明渡し並びに滞納家賃及び当該住宅の明渡しに至るまでの近傍同種の住宅の家賃相当額の損害金の支払いを請求するものです。また、事件に対する取扱及び方針につきましては、控訴、上告、和解その他本件処理に関する附帯事項を市長に一任願うものでございます。  なお、21ページに参考として、地方自治法の抜粋を添付いたしております。  以上で議案第87号の提案理由の説明を終わります。 ○議長(神吉耕藏)   提案理由の説明は終わりました。これより議案第83号について質疑に入ります。  1番・山川議員。 ○(山川 博議員)   議案第83号の4ページ第9条につきまして伺います。第9条ではこうした指定管理者の公の施設の管理の適正を期するということで、必要な指示をするということになっております。  そこで、管理の適正というのは、もう少し具体的にどういうことを考えておられるのか。また、そういうために必要な指示をすることができるとあって、第10条ではこの指示に従わないときは指定の取り消しを考えているということですが、その必要な指示にどういう、必要な事項は今後市長が定めるとはなっておるんですが、改めてこの2つにつきましての現在の考え方を伺っておきたいと思います。 ○議長(神吉耕藏)   企画部長。 ○企画部長(藤原 崇)   まず、管理の適正ということでございますが、今後この条例の施行に伴いまして具体的に指定管理者を指定するわけですけれども、その場合につきましては、新たに今現在それぞれの施設の方で設置管理条例があるわけですけれども、住民のより公平、適正な管理を行うということで、その条例の中におきまして、今後管理の基準というものを条例中の設置管理条例の中で規定をしようといたしております。  その内容ですが、例えば2条の第6項に、指定管理者が行う管理の基準及び業務の範囲ということで、選定するときにはこういうものを明らかに明示をして、指定管理者を選定しなさいということになっておりまして、この管理の基準というのは、市民の方が施設を利用するにあたっての基本的な条件、例えば休館日ですとか、あるいは開館、閉館の時間ですね、それから利用する場合の制限あるいは個人情報の問題、そういうこの施設を利用するにあたっての基本的な事項を相手方に提示をしてそれを遵守させると。あるいはその業務の範囲として、どういった業務まで委託をするかというふうなものをあらかじめ提示をして業者を選定するわけですが、そういった管理の基準とか業務の範囲に対して逸脱しているということで、市民の皆さん方に公平適正な管理が行われないというようなときについて、ということの管理の適正という意味でございます。  また必要な指示を行うということでございますけれども、そういった事項に違反するような場合につきましては、指定者として改善等の命令を行うということでございます。  以上です。 ○議長(神吉耕藏)   1番・山川議員。 ○(山川 博議員)   今説明いただいたんですけど、今おっしゃっている範囲に限っては考えたら当然だろうというふうに思うんですけどね。いわば公の施設を民間に管理していただくことになるわけですが、例えばこれまでも、少し例は違うかもわかりませんが、市立の保育園、公立の保育園を民間に移譲した場合、例えば東加古川保育園の場合は、通常はそういうことにならないであろう臨時の保母をわずか1年で解雇していると。それも多少ずらしながらではなく一気に十数人解雇すると。それぞれの労務管理ですからそこには口出しできないと、労使の関係には全くいわば適正な管理の範囲にはならないと。それはまあどうぞご勝手にということになるんですかね。  そうしたことを放置していて本当に結局、いわばこれは管理に基準を設けて外形的にそれが守られるとしても、果たして本当の運営としていいのだろうかという懸念があるんですが、改めてこうした労働争議あるいは労務問題が発生する場合についてはどのようにお考えなのか伺っておきたいと思います。 ○議長(神吉耕藏)   企画部長。 ○企画部長(藤原 崇)   委託といいますか指定後の労務問題につきましては、私どもとしては、基本的にはその指定を受けた団体の内部の問題であろうというふうに考えております。
     以上です。 ○議長(神吉耕藏)   4番・井筒議員。 ○(井筒高雄議員)   山川議員の業務報告等のところでちょっと関連になってしまうんですけれども、先ほどの企画部長のご答弁でもありましたけれども、ちょっと気になる点はですね、このサービスを受けるのは結局市民の方がサービスを受けるわけなんですが、その市民の方のサービスの声というのを、この83号議案の中を見ているとですね、市の方に全く受けるという仕組みが入っていないんですね。私はこれは指定管理者の方から報告を受けるのは当然なんですが、指定報告者以外にも市役所の中にきちんと窓口を設けまして、そしてまた指定管理するだけではなく、指定管理者と、それから指定をする行政と、そしてまた市民は直接苦情の窓口等相談窓口等を、持ってこれるという仕組みをつくって、もう少しきめ細やかな、市民サービスに対する委託をするわけですから、丁寧にそのあたりはする必要があると思うんですが、その点についてお願いいたします。 ○議長(神吉耕藏)   企画部長。 ○企画部長(藤原 崇)   この指定管理者制度の導入につきましては、そもそものねらいが、まず多種多様化する市民のニーズに適切に対応するということと、それからもう一つは民間のそういう経営のノウハウを導入すると、いずれにいたしましても基本的には市民のサービスの向上をこういった制度によって図るということで、ねらいはそういうことでございまして、ただそのねらいから生じます、またいろんな問題につきましては、今後の課題ということで先ほどのご意見も参考にしながら対応してまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(神吉耕藏)   4番・井筒議員。 ○(井筒高雄議員)   参考もさることながらですね、指定管理者制度というのでもうそういう仕組みができるわけですから、明確にお答えいただきたいんですけれども、そういった、直接市民の方がですね、事業者というのはもう当然先ほどの保育園の問題でもいえば言いづらい場面というか部分も出てくるかと思うんですが、そういった対応も含めまして、市役所がそういう窓口を設けたりとか、また直接そういう声を吸い上げるシステムをつくるというご意思があるのかないのかという点だけお答えください。 ○議長(神吉耕藏)   企画部長。 ○企画部長(藤原 崇)   市民の皆さんの声を吸い上げるという問題につきましては、現在でもスマイルメール、メール等で広く市民の皆さん方の声をいただいておるというふうな状況でございますし、またいろんな機会をとらえまして市民の皆さん方から直接いろんなニーズをお聞きしているというような状況でございますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(神吉耕藏)   4番・井筒議員。 ○(井筒高雄議員)   そうしましたら、例えば業務報告なんかというのも定期的に月1回とか、必ず事業者と行政の方とそういう情報交換をしあい、ないしはどういう問題が起こっていてどういう対応をしているのかというのを、今回の7人殺傷事件の件ではありますけれども、そうした形での対応をしていっていただきたいと思うんですけれども、そういうご意思があるのかないのかだけお答えをお願いします。 ○議長(神吉耕藏)   企画部長。 ○企画部長(藤原 崇)   基本的には、業務報告につきましては年に1回事業が終了して60日以内に業務報告を受けるという内容にいたしております。また随時の問題につきましては、いろんな場で指定の業者等と意見交換等進めてまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(神吉耕藏)   質疑を終結いたします。  次に議案第84号について質疑に入ります。                   [「なし」の声あり] ○議長(神吉耕藏)   質疑を終結します。  次に議案第85号について質疑に入ります。                   [「なし」の声あり] ○議長(神吉耕藏)   質疑を終結します。  次に議案第86号について質疑に入ります。                   [「なし」の声あり] ○議長(神吉耕藏)   質疑を終結します。  次に議案第87号について質疑に入ります。  1番・山川議員。 ○(山川 博議員)   議案第87号は、市営住宅の入居者に対する訴えであります。  そこでまず市営住宅入居の方々は比較的低所得低収入ということで、その生活には基本的にはゆとりがないと考えられる方が多いんではないかというふうに思うんですね。  そこでまず伺いたいのは、このたび訴訟の対象となるのは5名の方であるわけですけれども、それまでにさまざまなことで努力はされていると思うんですが、入居の決定に至るまでですね、もう少し説明をいただきたい。入居の決定が取り消された結果、結局その人たちは近隣近傍の家賃相当額の損害になると、それまでの比較的安い、近隣から比べれば安い家賃に対して一気に家賃が上がるわけですから、入居の決定が取り消された段階でほとんどもう、もし生活にゆとりがなければ、全くこれはもう解決はできない。結果的には明渡す以外にないと。したがって入居の決定の取り消しまでがどうだろうかということで説明を求める理由であります。  ここにもありますように、たびたびの催告、催促にもかかわらず長期にわたって滞納しているという事実があります。この事実の背景について全く当事者の怠慢によるものなのかどうなのかということについては、なかなか議論はしにくいかと思うんですが、恐らくそういう判断なんだろうというふうに推測されるんですけれども、やはり実情はどうなのかということについては少し懸念があるんですが、そうした点について説明ができる範囲で説明いただきたいというふうに思います。 ○議長(神吉耕藏)   建設部長。 ○建設部長(高田季治)   家賃の滞納者に対する対応でございますが、今回15年度末、16年3月31日現在で長期滞納ということで、我々としましては12ヵ月以上の滞納者で滞納金額が20万円を超える者ということで58名がいらっしゃいました。その58名の方に対しまして手続しまして、4月に入居決定取り消し予告を送付いたしました。その結果、58名中42名の方が全額一括支払いあるいは分納誓約書の方、出していただいて、現在履行していただいているというような結果で、残る16人について誠意ある回答が得られなかったということで、改めて7月に条件付契約解除通知を発送いたしまして、そのうちいわゆる自主退去された方が1名いらっしゃって、分納誓約書を出された方が1名いらっしゃって、回答のない方が14名、そのうち9名につきましては郵便が未到達ということで、この方々については後日現在公示送達等の法手続を進めていきたいと思いまして、今回この5人の方を対象にして、市営住宅明渡し等の訴訟を行う予定にいたしております。  以上です。 ○議長(神吉耕藏)   1番・山川議員。 ○(山川 博議員)   さまざまな形で分析されてやっておられると思うんですが、今そうした懸念は先ほど申したとおりですが、そのうえで先ほど説明いただいた58名の方に対して予告すると42名の方が全額納付されたと、これはこれで恐らく借金されたのかどうつもりされたのかわかりませんが、またその残り16名のうち、その後解除通知をすると分納誓約されたということですが、こういうふうに分納ができるというこは、そういう対象者に対して予告の段階までに至るまでに当然説明されていると思うんですが、この分納の説明の状況ですね、それから分納する対象ですね、それはいわゆる通常の家賃なのか、それとも決定取り消し後の近傍家賃相当額の損害額を分納としたのか、そのどちらなんでしょうか。 ○議長(神吉耕藏)   建設部長。 ○建設部長(高田季治)   あくまで分納誓約を出された方については、入居決定の取り消しの通知を行っておりませんので、当然、現在入居されている家賃ということに理解しております。  以上です。 ○議長(神吉耕藏)   1番・山川議員。 ○(山川 博議員)   先ほどの説明でいくと、解除というのは入居決定の取り消しではないということですね、ちょっと説明の聞き方が悪いのかわかりませんが、もう一遍確認しますね。16名が回答がなかって、そして解除通知を出した後分納というふうに聞いたんで、現在分納については通常家賃だという確認できました。この入居決定取り消しまでのそうした納付指導においては、分納についての指導はどうだったのか、もう一度お答えいただきたいと。そして解除通知とは入居決定の取り消しではないんだなということを確認いただきたいと思います。 ○議長(神吉耕藏)   建設部長。 ○建設部長(高田季治)   少なくとも今回のはその訴訟に至るまでのまず手続でございますが、今年4月30日に入居決定の取り消し予告通知を行っております。それでなおかつ誠意の見られない方について、7月5日付で条件付契約解除通知を内容証明郵便で送りまして、それでなおかつ今お二人を除く残りの14人の方については回答がなかったので、入居決定の取り消しを行っております。  以上でございます。 ○議長(神吉耕藏)   質疑を終結します。  ただいま質疑が終わりました32件につきましては、お手元へ配布しております議案取扱表のとおりそれぞれの所管の常任委員会に付託し、休会中にご審査を願うこととします。  つきましては、委員会審査の結果を9月16日午後5時までに議長あてにご報告くださいますようお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――    ◎日程第37 会議案第2号 ○議長(神吉耕藏)   日程第37、会議案第2号議員派遣のことを議題とします。  お諮りいたします。  本件については会議規則第36条第2項の規定により、提案理由の説明及び委員会付託の省略並びに質疑討論を省略したいと思います。それにご異議ございませんか。                  [「異議なし」の声あり] ○議長(神吉耕藏)   ご異議なしと認めます。したがって以上のように決定しました。採決します。本案を原案のとおり決することにご異議ございませんか。                  [「異議なし」の声あり] ○議長(神吉耕藏)   ご異議なしと認めます。  したがって本案は原案のとおり可決されました。  以上で本日の日程はすべて終了いたしました。  明日7日午前9時30分から本会議を再開いたしますから、定刻までにご出席くださいますようお願いいたします。  本日はこれにて散会します。ご苦労さまでした。                                  午前11時07分   散会...